2006/ 6/ 1 - 30




2006/ 6/27(晴)
・晴れて夏日となり、外出から帰ってくると汗だくだ.夕方にグルメな後輩から川崎のブラ飯屋に食いに行こうと連絡があり、暫くすると電話が繋がらないと言ってきた.念のためにネットで確認するとなんと 4 月で閉店となってしまったようだ.小洒落たシュラスカリアなら渋谷や表参道などにもあるが、そういった行儀の良い店ではなく、あの小汚い食堂の雰囲気が大好きだったのに実に残念だ.また東京近辺で探すしかないな.
・会社帰りにヨドバシに寄って早速 TAMRON の 17-40/2.8-4 を買う.店内を見ていたら昨日フジヤに無かった VOIGTLANDER の 90/3.5 もあったが、値段が 1 万円以上高い.既に流通在庫も殆ど無い状態なので、買うとしたらここでこの値段で買うしかないわけだが、TAMRON レンズの方がポイント還元率が高いので、先に TAMRON のを現金で買って、そのポイントを使って、還元率の低い VOIGTLANDER を買うほうが何となく得な感じがするので、とりあえずは TAMRON だけいっておく.帰ってから LX に付けてみると、さすがに 17mm の超広角の世界は目新しく、30cm の最短撮影距離でいろいろ面白いものが撮れそうな感じがする.ただ、ピントの山が掴みづらい感じで、これはもう広角の被写界深度の深さを利用して撮るしかないかな、という感じ.とりあえず早く山か海に持って行きたいな.

・夜に親から電話が掛かってきて、何やらパソコンが異臭を発し、全く電源が入らなくなったらしい.パソコン内部で自律的に燃えそうなところと言うと、まずは電源、そして CPU と統合チップセットだが、マザーボードが上を向いた状態で CPU やチップセットからファンが外れて燃えるというのは考えづらいので、恐らく電源ユニットにホコリが溜まって、それがショートして動かなくなったのだろう.幸か不幸か私が一昨年くらいにコーヒー牛乳を注いでバザーボードとメモリを完全焼損させたパソコンの電源ユニットを未だ持っており、同じベアボーンでちょうど使えるはずなので、こちらに送ってもらって私が修理するのが最も手っ取り早そうだ.後で送ってもらおう

2006/ 6/26(曇)
・会社帰りに中野のフジヤカメラに行く.私は登山や旅行でフィルムカメラを持っていく場合には、A28mm/2 と A50mm/1.4、FA77mm/1.8 の 3 本セットが基本パターンとなっていたが、いろいろと不満点が出てきていた.そもそもレンズはちょこちょこ買ってはいるものの、使いやすいレンズというのはある程度固定されており、新しいレンズはあまり使われないままにひたすら上記 3 本ばかり使っていた結果、2 本の A レンズは外見も中もボロボロになってしまった.FA77mm も激しくボロボロだが、それよりもこの焦点距離はどう考えても望遠側に若干短く、イマイチ使い勝手でも問題だった.ただ、これに代わるレンズが無い事からひたすら使い続けていたが、先日 COSINA から出ている VOIGTLANDER の一眼レフ用レンズが店頭在庫限りなっているとのニュースをみて、ついにこれの 90mm/3.5 を買うことに決めた.フジヤカメラにはちょっと前まで PENTAX A100/4 マクロの新品が半額以下で幾つか置いてあったが、油断している隙に全部売れてしまっていたという苦い経験があるので、今回は決めたらさっさと買いに行く事にする.が、店に行ってみると PENTAX 用だけ売り切れており、店の人が電話で探してももう何処にも在庫は無いとの事だった.どうやら今回もまたしてもギリギリ間に合わなかったようだ.焦点距離だけ考えると描写に定評のある TAMRON の 100mm/2.8M や、PENTAX DA 100mm/2.8M でも良いのだが、特にタムロンのは普段持ち歩くにはちょっと大きすぎる感じで、どうもイマイチ気が乗らない.後でネットでいろんな店の在庫を確認してみよう.広角の A28/2 に代わるレンズとしては、PENTAX FA31/1.8 があり、これは恐らく製造終了している筈だから、早い目に入手しておこう.あと棚の奥に埋まっている筈の M28/2.8 と A28/2.8 のいずれかを現役復活させても良いが、広角レンズでは TAMRON の 17-40/2.8-4 が以前から非常に気になっている.フィルター径は 77mm と大きいが、17mm の超広角から使えるズームレンズという事で、かなり遊べそうな気がする.そもそも超広角はズームレンズの方が全然安いし、単焦点は使いこなしが難しそうな気もするので、とりあえず 1 本いっておきたい気がするな.お金のあるうちに買っておこう.

2006/ 6/23(曇)
・昨晩は 21 時に寝て、3 時過ぎに起きてテレビを見る.4 時から試合が始まり、ペースは完全にブラジルに握られているものの、ブラジル相手の場合には常にそんな感じだったので、あまり気にせず見ていたら 20 分過ぎに玉田が先制点を入れた.これはひょっとして行けるかもと思ったのも束の間、前半ロスタイムによりによってロナウドに同点にされる.今日の試合ではブラジルの控え組みがかなり絶好調そうなので、不調のロナウドが外しまくる事を期待していたのだが、何だか日本はロナウド復調のアシストをしているような気がしてならない.後半に入ってジュニーニョなどが連続して得点し、あっという間に 3-1.交代して入った高原が一瞬にして退場し、無駄に交代枠を 2 つ消費してしまい、ますます手詰まりとなる.この高原の交代枠 2 消費は前試合の柳沢に匹敵する驚嘆プレーだが、それにしても何故にジーコはここで高原を選ぶのか全く理解できない.彼はひょっとすると今までの試合の記憶が飛んでしまっているのだろうか.後半 30 分過ぎに 4 点目を入れられ、何だかもうみていて辛くなる.今までの日本代表の試合だと、残り時間が少ないけどなんとか一矢報いろという気持ちだったが、負けているにも関わらず早く試合が終わってくれ、ロスタイムも要らない、等と思いながら見るのは初めての経験かも.この頃からブラジルの選手達も、これ以上点を取ってジーコを辱めるわけにはいかない、みたいな感じで、かなりやり辛そうに試合をやっていたが、日本が全くボールを取ることが出来ない状態なので、結構困ってたんじゃないのかな.ブラジルの監督もやる事無くてキーパーを交代させたりしていたが、交代したキーパーはボールを触ったのだろうか.
・会社に着いてからも、さすがに皆さん誰もこの話題に触れたくないような状態で、話題は次期代表の話と他国の試合の話になる.ジーコはトルシエの遺産を食い潰して次世代を全く試さなかったので、次の代表格が誰なのか良く分からない.記事を見ていると次回も未だチャレンジしたいと言っている選手もいたり、次回にも期待できる選手のコラムがあったりしたが、まさか 4 年後には 30 目前となるアテネ世代なんて使い様が無いだろうし、いわゆる黄金世代なんてお願いだから明日からの代表メンバーには、何かの間違いで選ばれたとしても辞退してくださいという感じだ.現時点ですら全く走れずに体力負けしているというのに、他国より平均年齢が 10 才も老けている日本代表なんて見たくないな.

2006/ 6/19(晴)
・週末が明けると天気は回復し、30 度近い暑さとなった.会社帰りにヨドバシのフィルムコーナーに行ってみると、いろんなフィルムの生産終了や値上げの札が貼り出されていた.何だかフィルムもかなりのスピードで消滅していきそうな感じだ.今度お金のあるときに 100 本くらい買いだめしとくかな.
・昨夜の試合はクロアチアが神懸り的にシュートを外しまくったおかげで引き分けに持ち込めたが、あれはクロアチアの応援もかなりストレス溜まっただろうな.向うの監督はずっと腕を組んで手を顎の下にあて、フィールド内で何が起きても表情も変えず、その他大勢の監督とは一味違ってナカナカいい味を出していたが、肝心な日本の方は輪をかけて相変わらずのダメダメ振りでなんだかもうがっかり.普通あれだけ攻めてシュートを打っているクロアチアが外しまくると、大抵は相手側の日本に決定的なチャンスが生まれるものだが、DF より後ろでボールを貰って茶を濁したり、2 戦続けてゴール前で相手にパスを出そうとする高原や、無人のゴール前 2m でパスを受けながら、真横にいる相手キーパーの股をくぐらせる神技の横パスを放つ柳沢、10m くらい後ろの位置からドリブルで審判の背後に向かって突進して激突し、そのままボールを奪われて決定的ピンチを作り出す玉田と、日本の FW 陣の芸の細かさには脱帽だ.職の選択を間違えたんじゃないのかとも思ってしまうが、ジーコとしては例えクラブチームで全く試合に出ておらず最近の実績も無い彼らの方が、現在得点王の我那覇や 2 位の佐藤、J2 得点王の新居なんかよりも良いんだろうな.メンバー選定の時点で勝つという要素が完全に抜けてる気がする.
・見ていてやる気を感じられるのは中田と川口くらいで、川口なんて前半の日本が攻めるシーンで味方に檄を飛ばしすぎて、遅延行為でイエローカードを食らうという前代未聞の珍プレーまで行ってしまっていたが、今日の試合は全員があれくらいのやる気を持っていて欲しかったものだ.
・一応次回のブラジル戦で 2 点以上の得失点差で勝つと、もう 1 試合の結果によっては決勝トーナメントに進出できる可能性があるが、今のブラジルの様子を伺うとかなり難しい.もしブラジルがフルメンバーを先発出場させれば、既にトーナメント進出が決まっている選手達は怪我とカードを避けて消極的な戦いをする可能性は充分にあり、そうなると日本にも勝機はあるが、メンバーを落としていくと、そもそもチーム力としては不振者を抱える今のチームより強くなってしまう恐れがあることと、監督の意図とは無関係に出された選手は必死に活躍の場を作るので、そうなると日本には殆ど勝ち目は無くなってしまう.マスコミは必死に次戦勝利を煽っているが、オーストラリアに大敗し、クロアチアに引き分けてブラジルに勝つというのは、かなり自己中な感じだな.どうせなら日本も今まで控えとなってた選手を全員先発で出した方が、少なくともやる気は見せるだろうから良い結果を残せるんじゃないのかな.

2006/ 6/18(雨)
・週末は雨.気温が高いので蒸し暑い.千代田区にある日本カメラ博物館というところで今日まで PENTAX 展をやっているので最終日ということで行ってみる.次期デジカメの K100D も展示されていたが、*istDs から続くボディをそのまま流用したような感じで、目新しさは無い感じだ.ボディ内蔵手ぶれ補正は魅力だけどペンタプリズムがミラーにコストダウンしている部分もあったりするので、自分でこれを買うのは止めておこう.ただ、親に買ってやるにはちょうど良い感じかも.試作品として ☆80-200/F4 ズームが展示されていたが、あれは発売して欲しかったな.それにしても梅雨時らしくじめじめしているので、帰りにヨドバシで乾燥剤を買い込んでくる.
・今日は日本-クロアチア戦ということで、帰りにスーパーでトンカツを買って晩御飯はカツカレーにして食べる.前回のオーストラリア戦は何と言うか見ている側も、叩きのめされて立ち直れないような負け方だったが、さすがに一週間くらい経つと気持ちも復活してきて応援する気も起きてくる.クロアチアは強豪とはいえヨーロッパ勢なので、日本もそんな下手な事は起こさないはずだが、最大の不安点は完全にいつもの状態に復活している高原と柳沢の 2 人の FW を懲りずに先発させるところだ.彼らはジーコの信頼が篤く、何十試合も国際試合に出ているため、ごく稀にシュートを打って得点する事もあるが、通常時はゴールを前にするとひたすらそれを避けてパスの出し先を探し回るという、FW の適正を致命的に欠いているのが欠点だ.前回のオーストラリア戦で誰の目にも完全復活が明らかになったこの 2 人を先発させるとは、ジーコはやはり慰安旅行気分で、試合に勝つ意思を欠いているとも思えるが、中田あたりがかなり本気だし、稲本や遠藤あたりが出てくる可能性もあるので、それに少し期待してみよう.

2006/ 6/13(曇)
・寝不足で朝から会社に行く気が全く無いが、主催の会議があるのでやむを得ずいつも通りに出社する.昨晩のオーストラリア戦は悪夢としか言いようのない負け方で、怒りの余りナカナカ寝付けずにいたのだが、出社してみると皆さん私同様にどんよりしている.ちなみに今日の日本の株式市場は大暴落し、2001 年の 911 以来最大の下げ幅を記録した.
・昨日の試合は FW の高原と柳沢が普段の状態に戻っていて、ひたすらバックパスの相手を探してシュートを回避するという見慣れた光景が続いていたが、それのおかげで DF が普段の 3 倍くらい走り回される羽目になり、後半 30 分あたりには皆さん完全にへたばっていた.選手交代の準備をしているというアナウンスが入ったので、やる気の無い高原に代えて大黒を入れるか、足を削られ過ぎて動けない中村俊輔に代えて遠藤か稲本あたりを入れるのかと思っていたら、なんと柳沢に代えて小野を入れるという謎の交代を行った.その後立て続けに 3 失点して逆転負けしたのだが、あの試合のジーコくらい不可解な行動も珍しい感じだ.そもそも日本代表の最初の交代者が茂庭という時点でかなり驚きだ.茂庭自体悪くは無いのだが、今年 2 月以来代表にも呼ばれず、今回も召集後山田の怪我で急遽呼ばれた挙句に、マルタ戦でも使ってもらえず、完全に定員合わせの召集かと思っていたのに、それがサブの筆頭でいきなりぶっつけ本番で真っ先に投入されたとは恐れ入る.ジーコは 4 年前に監督就任した際に、4 年後を考慮するのではなく、その時その時のベストのメンバーを組むと宣言し、W 杯無視とも取れるその発言や鹿島枠の選手起用について友人などとも大いに盛り上がって話しをしたものだが、今回の召集時にも、勝つための選択ではなく、今までの貢献度でメンバーを選んだと発言し、挙句の果てには平均年齢のやたらと高い老齢チームを編成してドイツにやってきている.彼はドイツ大会を慰安旅行か何かと勘違いしているのではないだろうか.今回の試合でも高原柳沢はシュートを打たないときには全く打つ気配を見せない選手だという事は 4 年間で熟知していたはずなのに、DF が動けなくなってもまだ延々とフィールド上に残していた.今の日本代表は何故かアフリカやアルゼンチンを除く南米には強く、アメリカのような技よりも体格で勝負してくるところには徹底的に弱いのは過去の戦績が示しているが、後半 30 分あたりの体格と年齢による体力差が圧倒的に目立ち始めた時点で、役に立たない FW を代えて DF の負荷を減らさない限り、あのような結末は必然だと考えなかったのだろうか.挙句の果てにロスタイムに入って耐える場面で、DF では最も動ける茂庭を下げて大黒を入れる時点で既に利敵行為としか言いようが無い.私は普段はサッカーでは監督の指示や采配は全然重要だとは思わないが、さすがに昨日の試合では采配が全ての結果に繋がったとしか言いようが無い感じだ.まあ、次のクロアチアは欧州勢ということで日本もそこそこやれるし、ブラジルも今晩や次戦で落とさない限りは日本戦の時には勝ち点を狙える相手なので、まだ完全に終わったわけではないので、どうにか復活してもらいたいものだ.過去緒戦を落として決勝に上がった例は、前大会のトルコ-ブラジル戦のトルコだけということで、奇しくも私が韓国まで見に行った試合だが、そういう前例が無いわけではないのが救いだ.前例が無いといえば今大会で先取点を取って負けたチームは今回の日本だけらしいが、それはあまり嬉しくない例外かも.

2006/ 6/12(曇)
・私のはす向かいに座っている後輩の Y シャツの胸元から青いシャツと黄色の模様がはみ出ていたので、何かと聞いてみたら、日本代表の応援 T シャツを着てきていた.代表 T シャツを着て会社に来る輩も珍しいが、彼と昼ご飯を食べに行き、ついでに一緒にサッカーショップカモに寄ったところ、当たり前だがかなり混んでいる.彼が前から探していて売り切れ状態の続いていた SAMURAI BLUE の応援タオルが入荷していたので、早速買っていた.私もいろいろ見ていたら 70-80 台のおばあさんが、7 番中田のシャツを持って、大きさが合うかどうか聞いてきた.きっと孫が応援するのに付き合うのだろう.私は単に立ち寄るだけのつもりだったが、雰囲気に飲まれて SAMURAI BLUE のタオルを買ってしまった.後輩が言うには初回ロットは JFA マークが刺繍だったのに、それが単にタオル地の印刷に変わっているそうで、きっと生産が間に合わないので、手間の掛からないものを急遽作って出荷したのだろう.原価がいくらか知らないが、タオル屋さんもこの特需で品切れさせると売上に響くだろうからな.
・会社帰りにスーパーに寄り、予定通りにオージービーフを買って焼いて食べる.きっと私と同じ行動をとっている人も多いに違いない.ちなみに件の後輩は、シャツを着てくるだけではなく、カバンにユニフォームの上下とも持ってきていて、どうやら出撃する場所あるようで、定時になったら速攻で飛んで消えてしまった.明日は出社できるのだろうか.

2006/ 6/11(雨)
・週末は雨.特に今日はやたらと湿度が高く、部屋の中でも 80% 近くあって湿りまくっている.会社の同僚が先日防湿庫を買ったといっていたが、何だか自分も欲しくなってしまうような気候だ.書店に行って夏山のガイドブックを買ってきて見るが、写真に載っているようなからっとした青空の下で山に行ってみたいものだ.

2006/ 6/ 9(曇)
・今日からドイツで W 杯が開幕.ということで前回の W 杯時の時のように試合国の料理を食べる事にする.今日は開催国ドイツの試合があるので、ドイツ料理とといえばアイスバインしか知らないので、とりあえずそれを作って食べる事にする.ブラジルに住んでいたときに、セントロにやたらと美味いドイツ料理屋があってお気に入りだったが、あの味は無理としても、なんとなく調理も簡単そうだしそれなりのものは出来そうな気がする.会社帰りにスーパーに寄り、豚バラの塊と粗挽きソーセージ、ジャガイモを買う.ザワークラウトが無かったので、代わりのものを探していたら、キャベツの浅漬けが売っていた.姿形は違えど、基本的に同じモノの筈なので、それを買って帰る.
・豚バラはひたすら塩水で茹でれば良い筈なので、とろ火で 1 時間くらい茹でる.汁にはダシが効いていそうだが、塩分過多なので捨ててしまう.ジャガイモとソーセージも茹で、皿に盛り付けるとなんとなくそれっぽくなった.薄味のプレーンに近いスパゲッティを作って、それと一緒に食べるが、ナカナカ良い感じに決まった.試合はドイツもコスタリカも気合が入っていて結構面白く見れた.日本-オーストラリア戦ではオージービーフが確定だが、自分で作れるクロアチア料理も今からネットで探さないと.

2006/ 6/ 5(曇)
・ソニーのαシステムの発表は明日のはずだが、時差の関係かソニーの英語サイトでは既にラインナップが掲載されてある.ミノルタの 85/1.4 といえば人物撮影用の限定専用設計版もあった著名なレンズだったが、新ラインナップでは 85/1.4 と 135/1.8 はカールツァイス銘になっている.ランクアップなのかダウンなのか判別付き難いモデルチェンジだが、これらのレンズを使いたいためだけにソニーの新デジタル一眼を買う人も多そうな感じだな.

2006/ 6/ 4(曇)
・大食いの後輩が焼肉を食べにやってきた.聖蹟桜ヶ丘駅前で待ち合わせ、京王ストアで買い込んで多摩川河原に出る.今日は天気がイマイチなので府中までは行かず、関戸橋の少し下流の河原で肉を焼く.他にも若者のグループがバーベキューをやっていたが、今日くらいの気温だと、暑くもなく寒くもなくてちょうどいい感じだ.彼は期待通りに肉を食べまくった挙句にシュークリームも 9 個も食べてナカナカご満悦のようだった.私は昨日の疲れが未だ残っていて、イマイチ調子が出なかったが、それでも外で食べる焼肉は美味いな.

2006/ 6/ 3(晴)
・金曜の夜から後輩と尾瀬に行く.もう一人同僚も行くはずだったが金曜に風邪を引いてアウトとなった.今回は近所に住んでいる後輩が車を出してくれたので、山行きとしてはものすごく久々に車で行く事になった.23 時半に迎えに来てもらい、所沢 IC から関越道に入り、2 時半過ぎに尾瀬戸倉の並木駐車場に到着する.天気予報では東京は雨だったが、こちらは晴れていて天の川と夏の大三角形がくっきり見えている.鳩待峠行きのバスは 4:40 始発ということで車の中で一眠りする.
・5 時半に起きてバス乗り場に行くが、いつの間にやら駐車場は満杯となり、既に人は殆どいなくなっている.バスは一応時刻表はあるのだが、ハイシーズンという事でピストン輸送を行っていて、9 人乗りのマイクロバスが次から次へと客を乗せて運んでいく.鳩待峠ではゴミ袋を配っていたので、それを貰い山の鼻に向かって降りていく.水芭蕉の季節なので新緑を期待していたが、山の鼻までの道は完全に雪山状態で、固く凍った雪がつるつる滑り、おっかなびっくりで降りていく.降りる前に鳩待峠に居た人が、毎日滑って救急車が呼ばれているから気をつけるようにと言っていたが、この時期の尾瀬なんて街歩きの格好で来る人もいるから、確かにちょっと危険かも.山の鼻のビジターセンターから木道を通って湿原に入るが、木道の両側は湿原ではなく雪原が一面真っ白に広がっている.牛首を過ぎたあたりから雪が無くなり、水芭蕉があちこちに咲いているのが見える.尾瀬の写真で必ず使われる中田代付近の水芭蕉群生地では、遠くからでもその付近の木道にぎっしり人が詰まっているのが見える.行ってみると至仏山をバックに満開の水芭蕉が群生しており、皆さん思い思いに写真を撮ったり記念撮影したりしている.今日は快晴なのでどんなカメラで撮っても綺麗に写る感じだ.
・今までの日帰り尾瀬の場合には竜宮まで行ってそこからヨッピ釣り橋を経由して一蹴する場合が多かったが、今日は時間の余裕があるので下田代十字路まで行く事にする.竜宮ではその名の由来となった湧き水の場所で、ウグイと思われる魚がたくさん泳いでいる.羽虫が一匹水面をばたばたしていて、魚がこれを食べればフライフィッシングの実演そのものだなと思いながら見ていると、本当に一匹の魚が下からパクッと食べて行った.竜宮から富士見峠方面の木道沿いにも水芭蕉がたくさん咲いているのが見えたので、そちらにも行ってみる.富士見峠への道は、途中の橋が流出して通行止めとなっていたが、今年の大雪は余程凄かったようで、尾瀬湿原の中の 2 箇所の橋も、太い H 鋼が飴のようにひん曲がって壊れており、直ぐ横に出来たての新しいのが架橋されていた.水芭蕉は湿地帯の植物だが、どうやら水中でも咲く事ができるようで、川の中にも水中花が多く咲いている.天気の具合から考えるに、この雪解け増水時のこの季節の中では、最近雨の降っていない今日なんかは、最近では最も水位が低いはずで、にも関わらず川の遥か下の方の水中で水芭蕉がたくさん咲いているという事は、それらは一度も水面上に出たことは無いはずだから、水の中だけで成長しているのだろう.
・竜宮から下田代十字路までは、植生が違っていてあまり湿原っぽくない感じだが、雪解けしたばかりなのか、まっ茶色の景色が広がっている.下田代十字路には 10 時半に到着し、そこで昼ご飯を食べるが、シチューを作ろうと材料を持ってきたにも関わらず、ルーを忘れてしまっていて、小屋から味噌を少し売ってもらい、それで味付けする.シチューのつもりがソーセージなんかも入った具沢山味噌汁になってしまったが、意外に美味かった.
・12 時半くらいまで昼寝をして東電小屋経由で戻る.こちらの木道沿いも水芭蕉が群生しており、特に福島県から新潟県に入った辺りでは大群落があって今日の水芭蕉の中では一番良い感じだった.東電小屋のおじさんたちと話をしていたら、鳩待峠の最終バスは 16 時だから急がないといけないと言っていたが、私の事前情報では 16 時 50 分だし、そもそも人がいる限りピストン輸送は続くと思われるので、最終バスの時刻は気にしない事にする.というか戸倉と鳩待峠間は確かにマイクロバスの路線があり、時刻表も存在するが、実際に走っている車両の殆どはバスではなくタクシー登録となっていて、客がいる限り走るはずである.今日はこれだけ大勢の人が来ていて、彼らからするとその群れは札束同然で、このかきいれ時に稼がないのは考えられない.というわけでのんびりと歩いて戻る.中田代で一周の木道は合流するが、下田代から東電小屋を経由した木道は人が少ないのに対し、ここからは 2 本の木道の両側に延々と人の列が続く.急ぐとかゆっくり行くとかの選択の余地は無く、ひたすら人に続いて歩くだけとなる.牛首から山の鼻への雪原地帯は、朝は真っ白だったのに半分くらいくらい雪が融けてまだら模様となっている.今日は一日快晴で気温も非常に高く、皆さん T シャツ短パンで歩いている状態だったから、雪も一気に融けたようだ.
・山の鼻から鳩待峠へは果てしない行列の中を歩いて登る.途中 2-3 人おばさんが滑ったようで倒れて治療を受けていたが、雪も腐れ雪になってこれまた滑りやすくて危険だ.行列の中で続いて登ると、休憩なども取れないので、遅いようで意外に速く登ってしまい、行きよりも全然早く歩ききって鳩待峠に着く.さすがにへたばったのでソフトクリームを食べながら暫く休憩する.17 時頃にマイクロバスに乗って並木駐車場に戻り、途中で晩御飯を食べて圏央道経由で帰る.聖蹟についたのは 21 時頃で顔とか腕が焼けて真っ赤になっていたが、へばっていたので直ぐに寝る.

2006/ 6/ 1(晴)
・昨年に引き続き今日からクールビズという事で、ネクタイ上着無しの通勤が始まった.今週からやたらと蒸し暑くなっていたのでちょうど良い感じだ.上着はまだしもネクタイなんて何の役に立っているのか良く分からないので、どうせなら年中ネクタイは廃止してもらいたいものだ.





2006/ 6/ 1 - 2006/ 6/30

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