2008/ 1/ 1 - 31




2008/ 1/27(晴)
写真と地図
・今日は気合を入れて 8 時半の電車で出かけようと思っていたが、不覚にも目覚ましを止めてまた寝てしまい起きたら 9 時.時刻表を見直して 10 時半の電車で木曽路へ出かけることとする.名古屋はずっと晴れているものの、長野の天気の状況がイマイチ良く判らず雪があるのかどうか良く判らない.去年、大雪が降ったときに木曽路奈良井宿へ行ったときには、猛吹雪で散々だったが、やはり冬に行くなら雪があった方が趣が有っていい感じがする.
・鶴舞から 1 駅乗って千種で降り、ホームの券売機で乗車整理券を買って次のセントラルライナーに乗る.切符を買うと B 席となっていたが、電車は予想通りにガラガラなので、あえて指定通りに他の人の横に座るような事はせずに適当に空いている席の窓側に座る.今日も空気は澄み切っていて、瑞浪を過ぎた辺りから木曽駒をはじめとする中央アルプスの連峰や御嶽山が突き抜けるような青空をバックに真っ白に見えている.今日の天候だと、よほど高速バスに乗って駒ヶ根に行き、ロープウェイで木曽駒に登れば良かったという感じだ.というか、真冬のこの時期でこれだけ快晴で天候が安定することなんてそうざらには無いだろうから実にもったいない気分だ.
・中津川で待ち合わせの間にうどんを食べ、松本行きのワンマンカーに乗る.軽めの格好の登山っぽい人が結構乗っていたが、それらは途中の木曽福島で降りていった.御岳スキー場で雪山ハイキングコースでもあるのだろうか.周りは中津川までは雪は全く無かったが、徐々に日陰に雪が残り始め、木曽福島を過ぎると雪景色となる.
・奈良井で降りると駅前はアイスバーンとなっていていきなりこけそうになる.時刻は既に 13 時半で今日は朝から快晴であるものの、気温はかなり低くてそう易々と溶けそうに無い感じだ.奈良井宿は駅から木曽福島方面に 1Km ほど昔の町並みが残っていて、つるつる滑る路面に気をつけながら歩いていく.夏場のようにうじゃうじゃとは人はいないものの、そこそこ観光客は来ており観光バスのツアーも来ている様だ.町並みの端まで歩いてまた戻ってくるが、今日は奈良井の次の平沢駅まで歩く予定だ.駅前でコミュニティバスが追い抜いていくが、時刻表を見てみると塩尻までなんと 100 円均一で乗れるようで超激安という感じだ.平沢までの信濃路自然歩道は雪に埋もれる事も無く歩くのに全く支障はない.奈良井川の支流などは日陰の箇所などは完全に凍りついていて、久々写真を撮りたくなるような綺麗な風景に出会えた感じだ.奈良井から平沢までは 2 Km で、写真を撮りながら歩いて電車の時刻の 5 分前に木曽平沢駅に到着する.今日使った青空フリー切符は、中央線のフリー区間の端っこがこの木曽平沢で、まさにこの散歩にぴったりという感じだ.
・先週で青春18切符の期間が終わったので、行きも帰りも電車は空いている.帰りもボケッと雪景色を見ながら中津川まで行き、中津川から快速電車に乗り換えて鶴舞まで戻る.中津川発が 16:39 で、ちょうど電車に乗っている時に日が沈んだが、今日は地平線まで全くの快晴だったので、日が沈む直前には線路脇の枯れ草が真っ赤に染まり、土岐川を渡るときにも川面がオレンジ色の空を映していて実に印象的な車窓だった.今朝も寝坊したときには一瞬もう行くのは止そうかとも思ったが、今日ばかりは出かけて大正解という感じだ.
・部屋に戻って撮った写真を RAW 現像する.感触は昨日とほぼ同じで、AF で撮ったものはほぼ全てピンボケで MF で撮りなおしたものはピントが合っている.ホワイトバランスは殆ど適正という感じだ.但しなんと言うのかそれら補正が効かない部分での画質の素養みたいなのは K10D が上回っている感じで、K10D が修理から戻ってきたらやはり K10D ばかり使うんだろうなという気がする.

2008/ 1/26(晴)
・この週末は天気が良さそうなので何処かに出かけようと思ったが、朝起きたら既に 10 時.ぐだぐだしているうちに昼も過ぎてしまう.このまま何もせずに部屋にいるのももったいないと思いながらも、キャンプ用品を取り出してベランダで Coleman Peak1 と Optimus Nova に火を点けてみて、ちゃんと冬でも火が点くのを確認してみたりする.
・地図を見ているうちに、春日井市の勝川から枇杷島まで走る東海交通事業城北線の路線が目に付いた.JR 東海の完全子会社が運営する第三セクター鉄道だが、結構謎な路線で一度乗ってみたいと思っていたので、これに乗りに行くことにする.
・鶴舞から中央線で勝川に行く.城北線の勝川駅は JR 勝川駅の 200m ほど手前で高架がすぱっと途絶えていて、その上に簡易な駅が作られている.JR 勝川から 10 分ほど歩いて城北線勝川駅に行き、止まっていた列車に乗る.
・東海交通事業城北線は名古屋市内を環状に走る路線で、住宅地の中を走っており、全線高架となっている.周りの住宅状況と両端が中央線勝川、東海道線枇杷島という便の良さ、踏切が一つも無い全線高架という部分だけ見ると 10 分おきくらいに電車が走っていても良さそうだが、なんというか路線の免許を取り上げられないためにいやいや列車を走らせているというのがあからさまなくらい露骨に見えていて、全線複線化されているにも関わらず、1 両のディーゼルカーが 1 時間に 1 本走っているだけで、とにかく乗ってもらいたくない感じで溢れている.今日の乗客は私を含めて 5 人で、そのうち 2 人はカメラを持って乗りに来た感じの人たちだったので、実質住民は 2 人だけだ.
・いざ走り出すと、線路はとりあえず高規格で作られていてロングレールなので全く揺れないし音もしない.ここ暫く冬型の天気で空気も澄んでいるので、高架の上からは御嶽山や木曽駒ケ岳が真っ白に見えていてナカナカ眺めは良い.ボケッと外を見ているうちに 15 分で全線走破して終点の枇杷島に着く.枇杷島駅は JR のホームに止まり、降りるときに運賃を支払って乗車証を貰う.
・直ぐに豊橋行きの電車が来たのでそれに乗って、次の名古屋で中央線に乗り換え、鶴舞に戻る.ぐるっと一周して 1 時間強だ.そのまま部屋に戻っても詰まらないので、大須まで歩いていき、適当にぶらぶらしてから鶴舞公園に寄って帰る.
・昨年 3 月に買った Pentax K10D の CCD が曲がっているようなので昨日修理に出したので、暫くは istDs を復活させて使うことにしたが、鶴舞公園で適当に何枚か撮って帰る.1 年近く K10D を使っているとそっちに慣れてしまい、久々に istDs を使うと結構戸惑ってしまう.特に露出補正が istDs では人差し指でボタンを押しながら親指でダイヤルを回すようなボタン配置になっているが、K10D はそれが逆だったのでちょっと戸惑う.部屋に帰って RAW 現像をしてみると、あらためて違いがはっきりする.K10D も AF はかなりアホだが、istDs は AF が殆ど全く合わず、確かにこのカメラでは MF のみでしか使ってなかった事を思い出す.露出傾向も結構違っていて istDs の方が明るく写す傾向があるようだ.色調はプリ設定を全てニュートラルにしても、K10D は地味で istDs は派手目になる.オートホワイトバランスに関しては istDs の圧勝というか、そもそも K10D のオートホワイトバランスは狂っているとしか言いようの無い感じだったので、istDs で撮ったときに、現像時にこの部分を殆ど触らずに現像できるのはあらためて感心する.今日はあまり撮らなかったが、明日こそは早起きして istDs を持って何処かに出かけてみよう.

2008/ 1/24(晴)
・Pentax から一眼レフの新モデルと新レンズが発表された.ボディ 2 機種とレンズ 5 本同時に発表なんて 20 年振りくらいの気がする.
・ボディは自分の持っている K10D の後継の K20D と、K100DS 後継の K200D だが、K20D は撮影素子を変えて全体的にリファインしたような感じのマイナーチェンジ的なイメージがする.K200D は最下位機種ではおそらく全メーカー初めてだと思われるが防水防滴が付いて、機能的な部分は K10D とほぼ同じ感じだ.電化製品は大体当てはまるし、ましてやデジカメではこういうのは当初から分かっていたことだが、1 年前に自分が買った上位機種が 1 年後の下位機種で追いつかれてしまうのはちょっとショックな感じだ.K10D が上回っていそうなのは 2 ダイヤルの操作性とペンタプリズムくらいで、他は撮影素子は全く同じだし、防水防滴が付いて単三乾電池が使用可能で小型軽量だとよほど K200D の方がいい感じというか、登山用にうってつけという感じだ.ヨドバシで早くも価格が載ったが、その辺りを反映してか既に K10D の方が安くなっている.複雑な心境だなー.
・レンズは以前から予告されていたものの他に、レンズキット用だと思われる 55-300mm ズームが載っていた.前から軽い望遠レンズを欲しかったのだが、これか或いはこれが出て値下がりするであろう 55-200mm 辺りの購入を検討しようかな.

2008/ 1/22(晴)
・太平洋側の地域は大体冬場は良く晴れるものだが、名古屋もそれに当てはまって晴の日が多い.昨年 11 月に事務所が移転して、それまでの 5F から別のビルの 10F になったのだが、これがまた眺めが素晴らしく良く、特にこの季節にはやたらと遠くまで良く見える.名古屋港金城埠頭にある伊勢湾岸道の名港トリトンがすぐ見えるのも最初はびっくりしたが、最近別の方向に雪で真っ白な単独峰が見えるのに気付いた.最初は恵那山か木曽駒かと思ったが、恵那山はちゃんと別に見えてたし、中央アルプス木曽駒は単独峰では無いので、何の山なのか地図で探してみる.
・事務所からだとナゴヤドームの奥に見えているので、google map で拡大地図をず表示させてから、パソコンのディスプレイ上に定規を置いて縮尺を大きくしていくと、御嶽山にぶつかった.確かに中部地方の高い独立峰は御嶽山しかないが、御嶽山は中央線からは見ないので殆ど見る機会も無く、今まで見たといえば北アルプスの山頂あたりからだったので、それとは全く方向が反対の太平洋側である名古屋から見えることにちょっとびっくり.

2008/ 1/20(曇)
・今日で使用期限の切れる青春18切符が 1 枚余っているので、とりあえずどこかに出かけることにする.天気も悪いし特に早起きもしなかったので行ける範囲は限られているが、地図を物色して美濃赤坂へ行くことにする.
・名古屋に来てから毎週のように何処かに行っていたこともあり、JR 東海の営業地区では紀伊半島の三野瀬から新宮までの間と、大垣から美濃赤坂までの区間以外は全て乗っているが、新宮なんて朝一の電車に乗っても帰ってこれるのは夜中になるような場所なので今回は時間的に行けない.美濃赤坂は大垣から 2 駅 5 分ほどの支線で、名古屋からだと大垣までは 30 分ほどの距離だし、こういう機会でもなければわざわざ行くようなところでもないのでちょうどいい感じだ.
・金山から大垣行きの快速に乗って大垣まで行き、大垣駅の米原よりの先っちょに作られた美濃赤坂支線のホームから美濃赤坂行きの 2 両の電車に乗る.事前に仕入れた情報だと次の赤尾で乗客のほぼ全ては降りてしまうとあったが、私の乗った電車では 2/3 くらいはそのまま電車に乗ったまま、次の駅の終点美濃赤坂まで行く.
・美濃赤坂駅は以前は東京から直通電車が来ていた終着駅で、当時の面影が残っており、長いホームも何本も残っていて駅の面積は大きい.今では 2 駅だけ走る 2 両編成の電車が昼間は 2 時間ごとに走っている程度で、曇り空の天気と相まって寂しげな感じだ.
・乗客は十数人いたが、私も含めて全てそのまま折り返す.美濃赤坂では折り返しの電車の出発まで 4 分しか停車時間が無いので、皆さん電車から降りて急いであちこちの写真を撮ってまた同じ車両に乗る.とりあえずホームの突き当たりにある駅舎に行ってみるが、木造のいい味を出している駅舎で、足早に立ち去るにはちょっともったいない感じだった.美濃赤坂は旧中仙道の赤坂宿なので、町中を歩いてみても良かったかもしれない.電車の中でもガイドブックを持った人たちが車掌に何やらいろいろ尋ねていた.
・帰りはまっすぐ戻っても時間が余りすぎるので、岐阜から高山線と太多線に乗り、多治見から中央線に乗って鶴舞に戻る.岐阜から美濃太田までの高山線は名鉄線と平行に走っていて、名鉄は複線で電車も何本も走っており、新鵜沼からは中部国際空港行きの特急も何本も走っているが、JR は単線非電化でワンマンのディーゼルカーが 1 時間に 1-2 本走る程度だ.岐阜から美濃太田の間は以前乗ったときには夜だったので外を眺めるのは初めてだが、同じところを走っていても名鉄から見るのとでは車窓の感じは随分と田舎に感じる.

2008/ 1/19(晴)
写真と地図
・知多半島にイチゴ狩りに行く.金山から名鉄に乗り上野間で降りる.上野間駅は高架の上にホームがあり、改札を出て外に出ると駅前には自動販売機の一台すら無い無人駅だった.イチゴ園の人が車で迎えに来てくれたのでそれに乗るが、歩いても 10 分くらいしかかからないくらいの距離だった.
・電車を使って来た人は他には全くいないが、さすが自家用車天国の愛知県だけあって、駐車場に着くと既に満車で入れない車がうろうろしている.時刻はちょうど昼で結構お腹も空いていたのでビニールハウスの中に入ると、色の良いやつから片っ端に食べ始める.
・制限時間は一応あるらしいが、入る時刻も見てないし、誰も時間なんて気にしていないようなので、とりあえず 40 分くらいいてお腹いっぱいにイチゴを食べる.予約するときにバーベキューセットで申し込んでいたのでその後にバーベキューを焼いて食べるが、かなり苦しかった.
・帰りは腹ごなしも兼ねて駅まで歩いて戻る.ちょうど電車が到着したようなので階段を駆け上がって電車に乗ると全車指定席の特急だった.名鉄の全車指定特急は空港線を除いて昨年 10 月に無くなったと思っていたが、この路線ではまだ残っているようだ.内海まで 15 分くらいで指定席券を買うのもなんだが、本数も少ないことだしとりあえず乗ってしまう.せっかく乗ったので先頭車のパノラマ室に行って空いている席に座る.
・内海は昨年夏に海水浴に来たところで、その時には大勢の人で賑わっていたが、さすがにこの季節には人は殆どいない.浜から 20m ほどの海の中には棒がずらっと立っており、海苔か何かの養殖をやっているようだ.もちろん夏にはこんなものは無かったので冬の間だけやっているのだろう.
・先週の浜名湖のように綺麗な波の写真が撮れればと思っていたのだが、あいにく空が曇ってきたのと、そもそもべた凪で波が全く無くて波の写真は撮れず.1 時間ほどいて内海駅に戻る.
・帰りの電車もパノラマカーの特急だったので、先頭の座席を買って乗るが、通路を挟んで隣にサラリーマン 3 人組みが乗り、昼間から酔っているのかどうか知らないが、他にも乗客がいるにも関わらず、座席に乗り出しながら延々と金山まで大声で会社の下らない話をしていてちょっとまいった.

2008/ 1/14(晴)
写真と地図
・今日も昨日と同じく快晴だが風が強く気温も低い.昼前に出かける準備をして焼き物の町常滑に行くことにする.金山で名鉄に乗り換えて常滑に昼頃に着く.この駅は中部国際空港が出来た際に新しくなっているが、高架下の店で使い捨てカイロを買い、味噌煮込みうどんを食べて腹ごしらえする.
・駅に置いてあった観光地図を見て、まずは 5 分ほど歩いたところにある陶磁器会館に行く.ここが散歩コースのスタート地点になっていて、後はこまめに立っている案内板に従って歩くとこの一帯をぐるっと回れるようになっている.
・天気が良いせいもあって観光客は結構多く、一人でカメラを持った人とか家族連れ、グループなどが坂の多い細い道を歩いている.瀬戸の場合には駅前に大きな焼き物センターみたいなのがあって、そこに何もかもが凝縮されているような感じなのに対して、常滑はそういう大きいのは無くて、散歩コースのあちこちに店などがあり、観光というか散歩ではこちらの方が楽しめる感じだ.信楽にも昨年行ったが信楽は雰囲気としては常滑に近い感じがする.
・1 時間のコースを 2 時間かけて歩き、常滑駅に戻ってくる.海の向かいに中部国際空港があるのでついでにそこにも行くことにする.出発ロビーを通って送迎デッキに行くが、さすがに三連休の最後の日の午後ということもあり、これから出発する人は少ない.送迎デッキは 300m くらい滑走路の方に突き出しており、先のほうまで行くとかなり眺めは良いが、なんせ吹きさらしなので寒い.先の方まで行くとそこには飛行機を見に来た人が大勢網にへばりついているが、昨日の鉄道に続いて今日は飛行機撮りの人がうじゃうじゃいる.飛行機の場合には望遠レンズを使う人が多いので、機材ケースもカメラバックではなくトランクだったりするが、いわゆる超望遠レンズを付けて三脚に立てて待ち構えている.400mm くらいの超望遠レンズならまだしも、天体望遠鏡並みの 1m を超えるような今まで見たことも無い望遠レンズを付けている人もいてナカナカ壮観だ.カメラ機材どころか航空無線を聞いている人も多く、何やらデータシートに記入しながら離着陸の時刻をチェックしている.飛行機は時刻通りに飛ばないのが当たり前だから管制塔のやりとりを聞いて離着陸の時刻をチェックしているのだろう.
・中部国際空港は飛行機の本数が少ないので、ナカナカ離着陸が無い.小さい ANA のプロペラ機が着陸したと思ったら、そのまま飛び立って行き、何事かと思ったら何度もそれを繰り返していてどうやら練習をしているようだ.展望デッキの先端部では階下に降りれるようになっていて、降りて行ってみると資料展示コーナーやトヨタロボットの音楽演奏実演などをやっていたのでそれを見る.再度デッキに上ってみると JAL のジャンボジェットが離陸しようとしていた.それまでの飛行機や或いは駐機場にいる飛行機は、国際線を含めて悉く小型機ばかりだったので、ジャンボジェットが動き始めると屋内で寒さを避けていた人たちも一斉にデッキの先端部に群がっていく.ジェット機が離陸し始め逆光の海面のシルエットになったときや、離陸した直後などはあたりの望遠レンズを付けたカメラから連写の音が響き渡る.
・駐機場の端の方に、B747 を改造した貨物機が留まっていて、先ほど資料コーナーで見付けた説明によると、飛行機機材運搬用の貨物機らしい.機首と後部のみ B747 オリジナルで、胴体部分はオリジナルの 2 倍くらいありそうな円筒を取ってつけたような、どう考えても絶対飛べないような形をした巨大な飛行機だ.誰かがそれを見てツチノコみたいと言っていたが、まさにツチノコ.それが動き始めたので周りは騒然となるが、ちょっと離れた場所に移動してまた止まり、階段車や良く判らないトラックみたいなのがくっついたので、どうやら暫くは飛ぶ気配はなさそうな感じだ.階下のホールで 2007 年写真コンテストの作品が展示されていたが、一等がまさにそのツチノコの離陸シーンで、あれが生で飛ぶところを見れるかと思ったのに残念だ.しかし航空機なんて流体力学の粋を集めて設計されているのではないかと思っていたが、あれなら素人の自分でも設計できそうな感じだ.要はジェットエンジンで必要な推力だけ確保できればどんな形でも空を飛べるのではないかと思ってしまう.空を飛ぶための機能美が全く感じられないデザインというものかなり珍しい気がする.
・吹きさらしの中、かなり長時間デッキにいたが、いかんせん中部国際空港は本数が少ないのと小さい機体ばかりなのがイマイチ残念だ.まあツチノコを見れただけでも良しとするか.空港の建物に入って小腹が空いたので味仙に行って台湾ラーメンを食べる.今池の味仙は昼の定食が無くなったので暫く食べてないし、先日行った大須の味仙はメニューも味も全然違っていたが、ここの味仙は今池とメニューも全く同じで、台湾ラーメンも真っ赤で食べたら次の日必ずお腹が下るやつが出てきた.これを食べるもの久しぶりだな.
・今日も念のため何枚か焦点距離や手ぶれ補正を変えて、ファインダーの枠や線に合わせて水平線を撮ってみたが、やはりかなり傾いて撮れている.Silkypix で確認すると角度にして 1 度ほどだが、16 インチのディスプレイで見ると右と左では 1cm 以上ずれているので、ぱっと見た目にもかなり大きく傾いているのが判る.Pentax は名古屋のサービスセンターは閉めてしまったので東京か大阪へ送ることになりそうだが結構時間が掛かりそうだな.いずれにせよ去年の 3 月に買っているので一年保証が切れる前に修理に出さないと.

2008/ 1/13(晴)
写真と地図
・週末三連休の天気予報は、当初は 3 日とも雨だったが、いつの間にか土曜だけ雨で日月は晴に変わっていた.ただ、雨の土曜は気温が高いものの日月はかなり冷え込む予想となっていた.昨日は雨で暖かかったので主に部屋の片付けと買い物をして過ごすが、今日は晴れたので出かけることにする.ただ、かなり冷え込んでいるので薄手のフリースも一枚持っていく.
・正月明けなので特に遠出をするつもりもなく、適当に近場で探して浜名湖に行くことにする.休日は豊橋往復切符を使うと正規料金の半額くらいで行けるので、鶴舞駅で豊橋往復切符を買って金山で新快速の豊橋行きに乗り換える.先頭車両に乗ると高校生くらいのお兄さんがでかいカメラバッグと三脚を持って一緒に乗ってきたが、途中で同じような装備の人が何人か合流して、どうやらその中の 3 人は仲間らしく何やら鉄道写真を見せながら話しているいる.豊橋でそのうちの 2 人は飯田線に乗り換え、1 人は私と同じ浜松行きに乗り換える.豊橋往復切符は乗り越し精算不可なので次の二川駅で降りて弁天島までの切符を買いなおしてホームに戻るが、先ほどの 1 人も一緒に二川で電車を降りていて、反対側ホームの先に行っている.と、よく見ると反対ホームの豊橋側先端には既に何人か三脚を立ててカメラを構えており、どうやらこの駅のホームは鉄道写真の良き撮影場所のようだ.しかし、こんなにも人がいるとは何か珍しい電車でも走るのだろうか.
・弁天島で降りるが天気は最高に良いものの、風が強く寒いのでフリースを着込んで外に出る.とりあえずは浜名湖方面に歩き、何やらよさげな料理屋があったので、そこに入って早速うなぎを食べる.名古屋ではひつまぶしという妙に高いうなぎの食べ方があるので、浜名湖のお店はむしろ割安に感じる.
・二段うな丼を食べて満足したので 5 分ほど歩いて渚園に行く.ここにはキャンプ場があり、東海地方では数少ない駅から歩いていけるキャンプ場ということで、是非とも下見をしておきたかったので、早速どんな感じかみてみる.オートキャンプ場は野球場が 4 つ入るくらいの広大な芝生で、それがロープで区分けされている.さすがにこの季節に車でキャンプに来ている人はいなかったが、バイクのツーリングでキャンプをしている人たちが 5 組くらいいた.バイクの場合には基本的に子供抜きだから、かなり気候や環境が厳しくてもキャンプする人は多い感じだ.
・駅のほうに戻り、線路をくぐって弁天島の方に出る.昨年 6 月に来たときには浜名湖の水は大して綺麗じゃないと思っていたが、今日はどこも澄んでてとても綺麗だ.昨年は潮干狩りとかやっていたので濁っていたのかもしれない.この季節では水で遊ぶ人もいないし、植物もあまり育っていないので綺麗なのかも.
・そのまま舞浜漁港を歩いて浜名湖河口まで行くが、とにかく風が強くて寒い.風をよけれる場所に行くとポカポカなのだが、基本的にだだっ広いところなのであまりそういう場所はない.釣りの人はそこそこ来ているが、彼らも一日中じっとしててかなり寒いだろうな.
・遠州灘の砂丘では風が砂を飛ばして見ている分には綺麗だが、その中に入ると砂だらけでたまらない感じだ.波はそれほど高くないものの、そのせいか崩れる波も透き通っていてこれまた昨年より全然綺麗な感じだ.風が陸から吹き付けているので波頭が風で細かく吹き飛ばされてナカナカ綺麗なので、砂だらけになるのも構わず波打ち際まで行って波の写真を撮る.
・前から私の撮った写真は悉く右下がりになっていて、ファインダーに方眼マットなどを入れても全然直らず結構悩んでいたのだが、せっかく水平線の撮れるところに来たので試しに水平線を方眼の横線に合わせたり、或いはファインダーの上辺に合わせて撮ってみると、背面液晶で確認するとどれもこれもかなり傾いて写っている.どうやら撮り方が悪いのではなくカメラの CCD が傾いているようだ.
・弁天島に戻って電車を待つが、ちょうど行ったばかりなので 20 分待たされる.この駅は東海道新幹線が真横に併走しており、新幹線は 5 分間隔くらいで次々とやってくるものの、在来線は殆ど見捨てられたような感じだ.
・豊橋で新快速が混んでいたので 1 本待って次の米原行きに乗り、座って帰る.部屋に戻ってネットで調べてみると、今日、飯田線や東海道線に鉄道写真を撮る人が大挙出撃したのは、どうやら豊川から川崎まで京王線の電車が走るのでそれを撮るためだと思われる.飯田線は豊橋から 2 駅ほどは名鉄と線路を共用しているので、運が良ければ京王の電車と名鉄パノラマカーが一緒に走っているところを撮れるのだろう.それにしても二川駅で三脚を立ててた人たちは、JR の電車が行ったり来たりするのは目もくれずに撮る気配すら見せていなかったが、目的の電車以外ので練習とかはしないのだろうか.もう撮りなれているから本番一発でイメージ通りのが撮れちゃうのかな.

2008/ 1/ 5(晴)
・12 月に RAW 現像ソフトの Silkypix を買ったので、それを使って去年撮った写真を JPEG に再現像する.RAW 現像ソフトはデジカメを買った時にもちろん付いてくるし、それと Silkypix の FREE 版を併用して今まで 2 年くらい使っていたのだが、Silkypix の製品版はお金を出す価値ありと思われたので、パソコンを新しくしたのに合わせてついに購入した.
・今まで RAW で撮った画像は Pentax 純正の現像ソフトで一気に JPEG に現像し、いじりたいやつだけ Silkypix のフリー版で現像し直していたが、製品版はいじれるパラメータも増えてかなり使いやすくなった.色温度設定と水平線補正が一製品で同時にできて、さらにフィルムシミュレーションが行えるのが使い勝手の良いところで、他に Silkypix の製品版では TIFF も扱えるので、今まで Photoshop で行っていたフィルムスキャン画像の枠取りや水平線補正もこれでできてしまう.
・この HP を作るときに、写真画像はサムネイルと大きな画像の 2 つを作ってそれをエディタで HTML に埋め込み、FTP でサーバーに上げていたが、なんせ面倒なので昨年一年間は全く画像をアップせずに放置してしまっていた.私は画像整理には google から出ている picasa を使用していて、一部 picasa web アルバムに上げていたが、どうせならそれをそのまま HP にリンクした方が手間が掛からないので、昨年一年の主な出かけた時の写真を Silkypix で再現像して picasa web にアップし直す.
・web アルバムを作ってて感じたのだが、昨年は 3 月にデジカメを istDs から K10D に買い換えた事もあり、撮った写真のほとんどはデジカメになっている.フィルムカメラで撮った写真は 5 月に行った四国と 8 月に行った白馬だけで、それ以外は全てデジカメだった.さすがに長期のキャンプや登山ではメディアや電池の心配があるのでフィルムカメラを使っているが、1-2 泊程度なら使い勝手が良い分だけデジカメの方が分がある感じだ.
・デジカメの場合、画像に日付や連続番号が付くため整理が楽だが、Pentax K10D は買って 9 ヶ月で 6,000 枚撮っていた.フィルムカメラを使っていたときには、年間でフィルム 120 本程度で、枚数にすると 4,000 枚位だから約 2 倍近くシャッターを切っている計算になる.一般的には多く撮るとより上達するという事らしいが、以前に比べて水平線の傾きとピンボケの写真が断然増えてきていてなんだか劣化の一途という感じ.今年はもうすこし考えながらシャッターを切っていこう.

2008/ 1/ 4(曇)
写真と地図
・今日は本来は出社日だが、なんとなく有給休暇申請を出してしまって休んでいるので、せっかくなのでどこかに出かけることにする.青空フリー切符を使って伊勢神宮に初詣に行こうかと思ったが、いろいろ調べていると青空フリー切符は土休日のみの発売で、今日は売っていない事が判明したので、青春18切符の残りを使って坂本に行くことにする.飛騨高山や古川も一瞬考えたのだが、朝 6 時に出ないとだめなので、あまり時間を気にせず行ける京滋方面とする.
・10 時半頃に部屋を出て、金山で新快速に乗り換えて大垣へ行く.東海道線が遅れていたので、予定より 1 本早い新快速に乗れた.大垣に着いてホームで待っていると、折り返しの米原行きが到着したが、満員の車内から大きな荷物を持った人がどっと降りてきてちょっとびっくり.4 日の午前の名古屋方面行きでこんなに U ターンの人が多いとは予想だにしてなかったな.これは帰りも混むかも.
・米原行きもそれなりに人は乗り、発車間際に当初乗る予定だった新快速が着くと、一気に車内は満員となる.米原では先に発車する普通電車が空いていたのでそれに乗って山科まで行く.山科で湖西線に乗り換えて比叡山坂本で降りる.名古屋は晴れていたが、坂本は曇っていてかなり寒い.琵琶湖の周りの山も雪が積もっていて冬景色だ.
・坂本といえば日吉神社の門前町で、石積みの町並みが続くが、とりあえずは日吉神社へ行く.日吉神社はなんと入り口のところで拝観料を取る.寺で拝観料を取るところは教徒でも奈良でも全然まったく珍しくないが、神社で拝観料を取られるのは初めてかもしれない.私の記憶にある限り、上高地の穂高神社で明神池への入場料を取る以外で、神社そのもので入るのにお金を取られるのは今まで無い.そもそも初詣に来て賽銭をあげる人からお金を取ってどうするという感じもする.賽銭は拝観料を引いとかないといけないな.
・日吉大社は全国の山王神社の大元締めらしいが、それよりも独特の鳥居の形や、或いは豊臣秀吉のイメージが強く、信仰心の薄い私には由緒は良くわからない.入場に拝観料を取っているせいかどうかは知らないが随分と空いていた.
・比叡山坂本駅に戻り、湖西線で京都に出て奈良線に乗り換え、次の東福寺で京阪に乗り換えて四条へ行く.京都はこれといった用事は無いが、なんとなく錦市場で何か食べ物でも買って帰ろうという感じだ.
・四条で降りるとやたらと人が多い、四条大橋の袂の地上に出てみると人の渦だ.何事かと思って四方を見渡すと、祇園の方がぎっしりと人で詰まっている.そういえばここは四条川原町から八坂神社へ行く途中の場所だったと思い出す.さっきまでいた日吉神社がガラガラだったので初詣は既に済んだと思っていたが、さすが京都、三が日が過ぎてしかも平日にも関わらずこんなにも人がいるとは.
・錦市場へ行くと、なんとほとんどの店が正月休みで閉まっている.ここで何か食べるのは適わないが、2 週前に京都に遊びに来たときに目に付けていた漬物屋が開いていたので、さっそく目当ての漬物を買って帰る.錦市場を出て大丸に入ると、なんと地下の食品売り場でイカ焼きをやっているのを見つけた.昨日自分で作って食べたばかりだが、ネットに出ていたイカ焼き機を使って作っているのをみると、玄人の作ったのを食べたくなって 1 個買って食べてみる.お腹が空いていたのと寒かったせいもあり、熱々のイカ焼きはかなり美味かった.けどこの程度なら次回は自分でも作れるなという感じ.
・今日も混んでいるので米原までは普通電車で戻ることにするが、最初から座って行きたいので一駅前の西大路まで戻り、そこから米原行きに乗る.おかげで京都から米原まで座って寝て行ける.米原からは大垣行きの電車に乗り換える.土休日だと JR 東海の新快速が米原まで延長運転をやっているのだが、平日は全部大垣乗換えとなっている.ただ、大垣行きの電車は 8 両だったので楽々座って大垣まで戻れる.大垣でも階段の場所が良く、豊橋行きの新快速にさっさと乗り込め、名古屋まで座って帰る.

2008/ 1/ 3(晴)
・部屋においてあった古いパソコンをハードオフに売りに行く.テレビ録画用に買った IBM の Think Centre と、日立のノートパソコンで、IBM のは Pentium3 1GHz / 384MB / 30GB なのでまだ値段が付くかと思ったが、ジャンク扱いで 500 円、日立の XGA ノートは Celelon 333MHz / 192MB / 4GB で、これもジャンク扱いで 500 円だった.まあ、廃棄するとお金を取られることを考えると、値段が付いただけでもよいのかも知れない.私のすぐ後ろで Canon 40D 未開封を売ろうとしていた人がいたが、買い取り価格が 4 万円といわれて憮然として立ち去っていた.Canon 40D なんて出たばっかりで、中古価格でも 10 万円以上しているから、もうちょっといい値段が付くと思っていたようだが、在庫コストを考えるとそんなものなのかも知れないな.
・正月料理にも飽きてきたので、ハードオフを出て昼ごはんには久々カレーを食べる.お腹も膨らんだので地下鉄に乗って熱田神宮へ初詣に出かける.今日は 3 日なのでさすがにもう人もいないだろうと思っていたが、私と同じことを考える人は世の中にはやたらと多いようで、神社内にはぎっしりと人が詰め掛けて通行規制を行っている.熱田神宮といえば草薙の剣を祀っている神社だが、それよりもむしろ織田信長の桶狭間の戦いの出陣場所であるとか、或いは源頼朝の生まれたところであるという歴史上のイベントのイメージが強い.由緒がある割にはかなり狭い敷地となっていて、それがまた混雑に拍車をかける原因となっているのかも.来るまではさっさと参拝して帰るつもりだったが、参拝するまで散々待たされたので、戦勝のお守りを買って帰る.けどこのお守りは何に付ければ良いんだろう.
・帰省時に大阪で買った Optimus Nova をベランダで試しに使ってみる.と、プレヒートまでは行くもののその後に火がつかない.何回やってもダメでひょっとして故障品かと思ったが、いったん燃料を全部抜いて先日買ったスノーピークのホワイトガソリンを入れなおすと今度はうまく点いた.考えてみると今もっているコールマンのホワイトガソリンは数年前に 4L の缶で買ったやつで、開封してちょっとずつ使って随分と日が経っているから、揮発成分が抜けてダメになっているのかもしれない.去年コールマンの Peak 1 の火力が弱くなったので新しい Peak 1 を買ったものの、やはり火力やたらと弱く、どうにも使い物にならなかったので今回 Optimus Nova を買ったのだが、ひょっとすると Peak 1 が悪いのではなく燃料が劣化していただけだったのかも.ホワイトガソリンは大きい容量の方が単価が安いものの、小さいのを買って使った分だけこまめに買い足した方が良い感じだな.
・正月に大阪のイカ焼きの話題が出て、食べたくなったのでスーパーに行って材料を買ってくる.イカ焼きといえば阪神百貨店だが、ネットで調べると元々阪神百貨店用に作った特注のイカ焼き機械が、イカ焼きの普及とともに製品化されていったようだ.お好み焼きと違ってイカ焼きは強い圧力が必要なので素人には上手くできないと載っていたが、まあフライ返しで押し付けるだけで良いだろう.粉にはお好み焼き用の粉を買ってきてしまったが、イカ焼きの場合はふっくらすると失敗なので、お好み焼き用の粉やヤマイモは使ってはいけないらしい.とはいえ既に材料も買ってやる気も満々なので、早速イカ焼きを作る.お好み焼きやたこ焼きと違って一枚焼く時間が 1 分程度なのであっという間に何枚も焼きあがる.阪神百貨店のイカ焼きは 10 年以上食べてないので比較はできないが、我ながらイメージ通りのモノと味が出来上がったような気がする.

2008/ 1/ 2(雪)
・昼前の列車に乗って帰省から戻る.山陰線で浜坂へ行き、そこから城崎方面行きに乗り換えるが、浜坂折り返しの特急が若干遅れているようだ.鳥取から浜坂までは 1 両編成の普通列車なので、大きな荷物も持った人たちで混んでいたが、浜坂からは特急に乗り換える人もいるので、その先の 2 両編成は空いている.既に架け替え工事の始まった餘部では、もう観光客もいないだろうと思いきや、この雪の中をホームから溢れんばかりに人が詰め掛けていて、一気に列車の中は満員となる.香住で餘部から乗った人のうち、バスツアーで来たと思われる人たちが降りていって、列車はまた空く.
・城崎から京都行きの特急に乗り換える.この特急きのさき 6 号は、山陰線経由で帰るときによく利用する電車だが、いつも城崎ではまだガラガラであるものの、福知山を過ぎた辺りからかなり混む.今日も綾部で通路までぎっしり詰め込んだ状態となったが、何組かの家族連れの子供が座りたがって、席に座っている老人が子供に席を譲ろうとする光景が見られた.お年寄りからすると他人の子でも可愛いから席を譲ってやりたくなるんだろうけど、子供の親としては如何なものだろうか.そもそも今日なんて U ターンで混むことは判りきっているんだから、最初から指定席を取れば良いわけだし、綾部からなら快速で京都まで行っても大して時間は変わらないんだから、無理やり混みまくった特急の自由席の通路に行くことも無いだろうに.
・京都からはこだまに乗って名古屋に戻る.のぞみは当然満員だが、こだまはこんな時でも 1 両に 10 人ほどしか乗ってなくて貸切状態で座って帰る.さすがに東京までこだまはきついけど、名古屋だったら全然余裕.名古屋に来るまでは新幹線のこだまなんて使ったことが無かったけど、名古屋に来てからは仕事も含めてこだまに乗る機会の方が多い感じ.

2008/ 1/ 1(雪)
・年末の一週間くらい前から、今年の年末は大雪となる天気予報が出されていたが、それが見事に当たった。一週間先の大雪なんて判るものなのか疑心暗鬼だったが、今の予報精度ではちゃんとわかるものらしい.大晦日の昨晩より雪が積もり始め、今朝起きると 20-30cm くらい積もっている.鳥取で雪のある正月は久しぶりだな.
・家族みんなで長靴を履いて初詣に行く.道路に雪が積もったままなので車も少なく、神社もいつになく空いていた.明日名古屋に戻る予定だが、交通情報を見ると特に遅れなどは出ていないようだ.雪の降る地域ではこの程度なら全然問題ないということか.




2008/ 1/ 1 - 2008/ 1/31

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